こんにちは。クマった商事の広報担当、熊田久真子(クマ子)です。
本ブログの「歩く」コーナーでは、クマった生活がオススメする素敵なお出かけスポットや、私が趣味で沼周辺を散策している様子をはじめ、さまざまな屋外アクティビティの情報をお届けしています。
今日は、京成線国府台駅から始まる江戸川沿いの散歩コースをご紹介します。
市川市にはたくさんの魅力的なスポットがあります。この記事では、特におすすめのスポットを紹介します。国府台駅からスタートする江戸川沿いの散策コースは、市川市のおすすめスポットの一つです。
このコースは、自然の美しさや歴史を感じることができるスポットが凝縮されており、駅から徒歩1分で江戸川の絶景スポットに出られるアクセスの良さも魅力です。
駅から徒歩0分で大絶景のスペシャルコース
このコースは、京成線国府台駅に降り立つところから始まります。周辺には学校が多く、通学中の学生を多く見かける一方で、駅前はやや殺風景です。
しかし、駅前のインドカレー店から漂うカレー臭を楽しみながら進むと、すぐに江戸川の絶景エリアが広がります。
非日常を味わう秘境探索は、その秘境に到着するまでが大変ですが、このコースは電車で簡単にアクセスできる入門版お手軽コースです。
すぐに自然の中に飛び込める感じが素敵ですよね。
まずは江戸川の雄大な流れと、国府台の緑豊かな大地を眺めながら、ゆっくりと深呼吸。
新鮮な空気がとても気持ちいいです。江戸川沿いには広々とした遊歩道があり、家族連れやジョギングを楽しむ人々の姿も見られます。
弘法寺:千年の歴史が息づく静寂の祈りの場
このまま江戸川沿いの遊歩道を歩き続けたくなってしまいますが、そこはグッと堪えて一度街中へ入ります。江戸川へ注ぐ真間川沿いを歩き、街の景観を楽しみます。
少し歩くと、真間山弘法寺が見えてきます。奈良時代に創建されたこのお寺は、千年以上の歴史があります。
市川市の歴史を感じることができる弘法寺は、訪れる価値のあるスポットです。市川市の観光名所として多くの人に親しまれています。
緑に囲まれた長い階段を登ると見事な山門があり、山門をくぐって静かな境内に入ると、心が洗われるような感覚に包まれます。
お参りをした後、美しい庭園を散策。季節ごとに異なる風景が楽しめるのも魅力のひとつです。春には桜、秋には紅葉が美しく、訪れるたびに新たな発見があります。
芙蓉亭:地元市川の恵みをふんだんに味わう至高の一品
散歩の途中、お腹が空いたら地元で人気の中華料理店「芙蓉亭」に立ち寄るのがおすすめです。
芙蓉亭は1960年に創業し、長年地元の人々に愛され続けているお店です。店内はアットホームな雰囲気で、地元の常連客も多く、温かみのあるお店です。(芙蓉亭公式サイト)
芙蓉亭の名物は海苔ネギチャーシューメン。このラーメンには、地元市川の三番瀬で作られる加藤海苔店の板海苔とバラ海苔がたっぷり乗っています。
鶏ガラベースの少しピリッとしたスープに、ネギの香りが豊かに漂います。ゴロゴロと入った大きなチャーシューはホロホロと柔らかくて甘く、口の中でとろける美味しさです。
地元の歴史とともに味わう一杯のラーメンは、散歩の疲れを癒してくれます。
木内ギャラリー:和と洋の美が織りなすレトロな空間
弘法寺で心を落ち着け、お参りを済ませた後は、市川市木内ギャラリーにも立ち寄ってみてください。このギャラリーは、旧木内別邸の洋館部分を再築し、2004年に開館した文化施設です。
アートと自然が融合した木内ギャラリーも、市川市のおすすめスポットの一つです。静かで落ち着いた雰囲気の中で、芸術作品を楽しむことができます。(木内ギャラリー公式サイト)
木内ギャラリーは、明治後期から大正前期にかけて建てられた和洋折衷様式の建物で、貴族院議員の木内重四郎によって建築されました。
建物は老朽化していたため、保存状態の良い洋館部分を復元して市川市に寄贈されました。現在は市民の文化活動の場として利用され、展覧会や演奏会が開催されています。
木内ギャラリーは、和と洋の融合が見事に表現された建物で、歴史ある建物と現代アートが融合した空間を楽しむことができます。
江戸川沿いの散策コース:断崖から眺める江戸川の絶景散策
木内ギャラリーを後にして松戸街道を歩道橋で渡り、国府台の台地の上へと登っていきます。このエリアは、多くの学校が集まる文教地区で、近くには国立病院もあります。
かつては旧千葉県血清研究所もありましたが、現在は立ち入り禁止となっています。
若草グラウンドと呼ばれる広場を抜け、森の中の坂道を下ると、目の前に広がる水面が見えてきます。この景色は本当にたまりません。
ここからは、江戸川沿いの断崖上の散策路を楽しむことができます。江戸川沿いを歩きながら、市川市の自然を満喫できるこのコースは、市川市の観光スポットとしても人気があります。
このエリアは昔から風光明媚なことで知られており、国府台駅構内にもその魅力を伝える看板が設置されています。旅の気分をさらに盛り上げてくれるこの散策路は、一度訪れる価値があります。
里見公園:もののふ達の夢とバラの園
断崖の絶景散策を抜けると車道と合流する箇所に出ます。小高い丘と釣りを楽しむ人たちの姿が見え、ここが里見公園です。(里見公園公式サイト)
国府台城跡でもあるこの公園に入るには、急な階段を登る必要があります。
今この瞬間に、敵の足軽が上から巨大な石を落としてきたら、私はひとたまりもありません。そんなことを考えながらも何とか階段を登り終えると、まずは公園エリアに入ります。
広大な敷地にバラ園が広がる里見公園は、市川市のおすすめスポットの一つです。季節ごとに美しい花々が咲き誇ります。
噴水の銅像は、女性が水攻めをされているように見えるのが少し気になりますが、色とりどりのバラを楽しむことができます。
バラ園から少し北側に進むと、城跡エリアに入ります。
国府台城は戦国時代に築かれた城で、北条氏と里見氏の激戦の舞台となりました。石垣や土塁がしっかりと残り、現在でもその戦いの痕跡を感じることができます。
また、公園内にある「おおた」という茶店で、ゆっくりと休憩ができます。
女将さんの温かいおもてなしが心地よく、特にここのおでんは(雰囲気によるスパイス補正も含めて)絶品で、寒い季節には体が温まります。
まとめ
この散歩コースは、自然の美しさと歴史の深みを同時に楽しむことができる素晴らしいルートです。京成線国府台駅から始まり、江戸川沿いを歩きながら、心も体もリフレッシュできます。
市川市のおすすめスポットを巡る旅は、歴史と自然を満喫できる素晴らしい体験となるでしょう。
ゴールの里見公園からは、矢切駅や国府台駅まで歩いて20分程度です。バスの本数も多く帰りも安心ですので、歩くのが得意ではないという方も、ぜひ訪れてみてください。
次回は、散歩の途中に訪れた美味しいラーメン店「芙蓉亭」での体験を詳しくご紹介します。美味しい海苔ネギチャーシューメンの秘密や、お店の雰囲気をたっぷりお伝えしますので、どうぞお楽しみに!
それでは、また次回お会いしましょう。クマ子でした!
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