ご覧頂きありがとうございます。クマった生活のクマゴロさんです。
実は私、2年ほど前に「脱オジサン」を目指して壮絶なダイエットに挑戦し、見事10kg程の減量に成功しました。現在でもその体重をキープしています。
今回は「白砂糖をやめるべき理由」というテーマでお話しします。
前回の記事「糖質は制限せず正しく摂ろう」では、肥満を引き起こす主な原因を紹介しました。今回はその中の一つ、「白砂糖」について掘り下げていきます。前回の記事も併せてご覧ください。
この記事は私の経験談や持論を交えています。白砂糖が肥満や健康に悪影響を与えるという情報はネット上にも多くありますので、他の情報も参考にしてください。
白砂糖がダメな理由
白砂糖は精製された糖分であり、ビタミンやミネラルといった栄養素がほとんど含まれていません。これにより、以下のような問題が生じます。
血糖値の急上昇
白砂糖を摂取すると血糖値が急激に上がり、インスリンの分泌を促します。これが繰り返されると、インスリン抵抗性が高まり、糖尿病のリスクが増します。
依存性
白砂糖は脳内で快楽を引き起こす物質(ドーパミンなど)の分泌を促します。これが続くと、砂糖への依存が生じ、過剰摂取につながります。
栄養の偏り
白砂糖にはビタミンやミネラルが含まれていないため、摂取しても体に必要な栄養素が補われません。これにより、栄養のバランスが崩れやすくなります。
肥満の原因
砂糖を多く摂取することで、余分なカロリーが蓄積され、肥満の原因となります。肥満は心疾患や高血圧など多くの健康問題を引き起こします。
人が甘いものを好きな理由
甘いものが好きな人は多いでしょう。ケーキ、チョコレート、クッキーなど、疲れた時に手が伸びるのはよくあることです。
甘いものを食べると、セロトニンやドーパミンといった「幸せホルモン」が分泌されます。これらは精神を安定させたり、快楽や喜びをもたらします。
甘いものの落とし穴
しかし、この「精神の安定」や「快楽や喜び」を過度に追求すると依存状態になり、必要以上の糖質を摂取することになります。
これが肥満の原因です。依存を引き起こすのは、皆さんお馴染みの「砂糖という白い粉」です。
砂糖の種類
白砂糖だけでなく、茶色い砂糖(三温糖など)も製法が似ているため、同様の問題を引き起こします。少しはマシですが、大きな差はありません。
では、どうやって甘味を楽しめば良いのでしょうか?その方法をこの記事の最後で紹介します。
酒飲みと甘いもの
酒飲みは甘いものを食べないという話を聞いたことがあるかもしれませんが、私の経験上この話は少し補足が必要です。
私自身、あまりお酒を飲まなかった20代の時はゴリゴリの甘党でした。
しかし30代でちょっと大酒飲みになってしまい、甘いものが大嫌いになりました。
私は今でも相変わらずお酒を飲みますが、休肝日や仕事で疲れた時などは甘いものが食べたくて仕方ありません。
この経験から、人はストレス解消のために甘いものやお酒に依存しているのだと思います。
砂糖は嗜好品
「砂糖」は「酒」や「タバコ」と同様に嗜好品です。
どれもストレス解消に役立ちますが、砂糖は酒やタバコとは違い、(酒税、たばこ税のような)税金もかからず安価で手に入り、かつ齢制限もありません。
ちなみに、日本では砂糖が嗜好品であることから1901年に砂糖消費税法が施行され、製造者に課税されていましたが、1989年の消費税導入によって廃止されたという経緯があります。
ストレス解消に役立つものは依存性があるため、必要以上に摂取してしまうことがあります。必要以上に摂取すれば、どんなものでも身体に害を与えます。
特に砂糖の場合、酒やタバコと違い、自身が摂りすぎていることに気付きくいという問題もあります。
ペットボトル飲料にどの程度の砂糖が入っているかを意識して飲む人は少ないですからね。
代替案
では、どうすれば良いでしょうか?
- 砂糖を使わない:煮物などは砂糖を使わず出汁で味付けする。
- 白砂糖を使わない:黒糖などの白くない砂糖を使う。
- 代用甘味を使う:蜂蜜や羅漢果などを使用する。
私はこれらの方法を実践しています。特に蜂蜜は健康的な甘味料としておすすめです。
まとめ
ここまでお読みいただきありがとうございました。今回の内容を簡単に振り返ります。
- 甘いものを食べると「幸せホルモン」が分泌される。
- 砂糖はこのホルモンの分泌を爆増させるアイテムである。
- ホルモンの分泌量が爆増すると、甘いもの依存症になる。
- 甘いもの依存症になると、糖質を取り過ぎて肥満の原因となる。
- 健康的に暮らすには、食材本来の甘みだけで満足できるようになると良い。
まずはお菓子と砂糖入り飲料をやめて、干し芋とお茶に切り替えてみてください。これだけでもかなり変わります。
ちなみに、私は10kgの減量を成功させるために、「白い砂糖」「悪い油」「食品添加物」は完全にシャットアウトしていました。現在は適度な関係を保ちながら生活していますが。
「悪い油」「食品添加物」との上手な付き合い方についても、次回以降の記事で詳しく紹介しますので、ぜひまたお立ち寄りください。
ありがとうございました。
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