こんにちは。クマった商事の広報担当、熊田久真子(クマ子)です。
本ブログの「歩く」コーナーでは、クマった生活がオススメする素敵なお出かけスポットや、私が趣味で沼周辺を散策している様子をはじめ、さまざまな屋外アクティビティの情報をお届けしています。
今回の記事では、私の特別な体験についてご紹介したいと思います。
このゴールデンウィークには、両親が北海道から東京へ遊びに来てくれました。そこで私は、千葉県鋸南町への一泊二日の小旅行を計画しました。
私は事前に宿泊先を予約し、レンタカーも手配して万全の態勢でこの旅に臨みました。
予期せぬルート変更
旅行初日、私はわくわくしながら両親を車に乗せて首都高速へと進みます。千葉市周辺での渋滞が事前に予測されていたため、私たちは東京湾アクアラインを使うルートを選びました。
しかし、ゴールデンウィーク特有の大渋滞に阻まれ、私たちは東京湾アクアラインへのアクセスすら叶わず、大幅な遅れが避けられない状況に陥ってしまいました。
宿のチェックインや夕食の時間が決まっているため、予定は守らなければなりません。そのため私たちは急遽別のルートを選択することにしました。
それはこのまま首都高湾岸線で横浜を抜けて三浦半島の久里浜港を目指し、その後は東京湾フェリーを使って千葉県の金谷港へ渡るというルートです。
フェリー待ちの不安
このルートは少し費用がかかるものの渋滞を避けることができるため、宿のチェックインに遅れるという最悪の事態は防げます。
アクアラインへの渋滞を横目に、私は久里浜へ向かう道中、少し勝ち誇った気持ちがありました。
しかし、その後心配な情報が入ります。
母がスマホでフェリーの時刻表を確認していたところ、この日は船のメンテナンスにより便数が半減しており、最悪の場合2〜3便待つ必要があるとのことなのです。
しかしこの時すでに横浜を通過していたため、私たちに引き返すという選択肢はなく、祈るような気持ちで久里浜港へ走り続け、そして約1時間後に到着しました。
フェリー乗り場で係員さんに確認すると、次のフェリーは2時間後とのことでしたが、幸いにもフェリー待ちの車は数台。私はホッと一息つき、心の中でガッツポーズをしました。
久里浜での予期せぬ発見と楽しい時間
さて、フェリー待ちという形ではありますが、私たちは意外にも2時間の観光時間を得ることができました。今日は移動時間だけで終わることを覚悟していたので、これは本当にラッキーでした。
しかも北海道から来た両親にとっては目的地である房総半島も、現在地の三浦半島もあまり区別がつかないようで、ただ新しい場所を楽しむことに夢中になってくれました。
私たちは早速、フェーリー乗り場周辺の散策を開始します。
久里浜港の美しい風景、周辺の店舗や港町の雰囲気を楽しんだ後、フェリー乗り場裏手にある「海辺の湯 久里浜店」へ向かいました。
ここは日帰り入浴、食事、お土産の購入が一箇所で完結する便利なスポットです。しかし、その人気さゆえに食事処は行列ができており、私たちは食事を諦めてお土産コーナーを楽しみました。
このコーナーは地元の魚介類や特産品が多数販売されており、また横須賀名物の海軍カレーや、防衛大学校が近いということもあって自衛隊グッズも充実しています。
自衛隊関連のグッズを幅広く取り扱っている店舗は珍しいので、興味がある方にオススメのスポットです。私は迷彩服を着た陸自仕様のベアに一目惚れし、購入してしまいました。
楽天市場でも購入できるようなので、リンク貼っておきます。
その後、フェリー乗り場に戻って昼食を取ることに。
フェリー乗り場内の食堂「コーラル」は地元の名産を取り入れたメニューがリーズナブルに提供されており、私は横須賀海軍カツカレーを選びました。
この「よこすか海軍カツカレー」に関する詳細はこちらの記事で紹介しています。
東京湾フェリーでの特別な船旅
2時間の待ち時間があったとはいえ、久里浜港を散策して地元のお土産を眺めたり美味しい食事を楽しんだりすると、時間が足りないくらいです。
あっという間に出港時間が訪れ、急いで車をフェリーに移動させまます。
可愛い陸自ベアも用心棒として旅のお供に加えました。
フェリー内はとても快適で、座席やソファー席が整備され、飲食やお土産の購入も可能。旅の疲れを癒しながらリラックスできる空間でした。
両親はソファー席でゆったり過ごし、興奮気味の私は甲板へ上がったり船内へ戻ったり、あちこちで写真を撮ったりして楽しみました。
久里浜港から金谷港まで1時間弱の船旅ですが、移動そのものが楽しいイベントに変わります。
甲板に出れば浦賀水道の壮大な景色と海風を感じながら、行き交う多くの船を眺めることができ、飽きることがありませんでした。
金谷港に到着すると、久里浜港よりも海の美しさが際立っており、遠く鋸山の景色が旅の達成感を高めてくれます。
道の駅「保田小学校」でのユニークな体験
金谷港から、私たちは道の駅「保田小学校」へ向かいました。この施設は廃校となった小学校をリノベーションしており、そのユニークな構造は訪れる人々を魅了しています。
学校の各教室が様々な飲食店や宿発施設になっており、まるで小さなショッピングモールのようです。ここは非常に人気が高く、休日の日中は駐車場の空きを探すのが困難なほど混み合います。
施設内には日帰り銭湯も完備されており、観光の疲れを癒すのに最適です。さらに、子供たちが楽しめるよう、最近では「保田小学校附属ようちえん」という新施設もオープンしました。
施設は日々進化を続けており、新鮮な驚きがいっぱいです。
私はここで地元の和蔵酒造が作る純米酒「HOTA AKA 道の駅 保田小学校」も購入しました。小学校なのにお酒を販売しているという珍しさも、旅の楽しみの一つです。
宿でのひとときと家族の絆
その後、私たちは旅館に無事チェックインし、夕食までの間をのんびり過ごすことができました。
そして、夕食の時間がやって来ました。
この宿では飲料の持ち込みが許可されているため、先ほど購入した「純米酒保田小学校」を美味しい料理と共に、湯呑み酒スタイルで楽しみます。
両親も大変喜んでくれ、久しぶりに親子だけの時間を満喫。
父は酔っ払うとすぐに眠ってしまいましたが、母とは遅くまで様々な話をすることができ、とても充実した時間になりました。
このオシャレな赤いTシャツを購入した経緯は、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
明日の計画を考えながら、今日一日の素晴らしい思い出を胸に、私たちは眠りにつきました。
今日の旅は想定外の出来事が幾つもありましたが、それがかえって新鮮な驚きと楽しみをもたらし、家族の絆を一層深めることができたのです。
こんなにも充実した時間を過ごせたのは、家族が一緒だからこそ。明日はどんな楽しい発見が待っているのか、ワクワクしながら眠りにつくのでした。
翌日の旅行記については、こちらの記事で紹介しています。
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