こんにちは。クマった商事の広報担当、熊田久真子(クマ子)です。
今日はスーパーの鮮魚売り場で最近起きている小さな変化について、記事にしてみようと思います。
最近、私たちの地域のスーパーの鮮魚売り場を歩いていると、一つの傾向が顕著に感じられます。
それは、鮮魚コーナーが鰤(ぶり)であふれていることです。
以前に比べて鰤(ぶり)の品質が向上し、価格も手ごろになっているように思います。この現象は何処から来るのでしょうか?
一方、鮭に関しては状況が異なります。私が愛してやまない鮭ですが、特に国産の鮭については、高品質なものが手に入りにくくなっていると感じます。
市場に出回る鮭はほとんどがノルウェーやチリなどの外国産で、かつてのような「日本の味」を楽しむことが難しくなっています。
鮭好きの私としてはなんとも悲しい限りです。
鰤(ぶり)の流行とその理由
では、なぜ鮮魚売り場では鰤(ぶり)が目立つのでしょうか?
その主な理由は、養殖技術の進歩にあります。鰤(ぶり)は成長が早く、養殖が容易な魚として知られています。そのため、年中安定して供給されるようになりました。
また養殖ブリの品質も年々向上しており、脂の乗りが良く、味が濃厚で美味しくなっています。
これが消費者に選ばれる大きな理由です。
国産鮭の現状
一方で、国産鮭の現状は少し残念なものです。
鮭の養殖において、日本はノルウェーやチリといった国に比べて後れを取っていると感じます。
これは、適切な養殖環境の確保やコストの問題が影響していると思われます。
加えて外国産に比べると国産鮭を見つけることが難しく、価格も外国産に比べて高めに設定されているため、手軽に楽しむことが困難になっています。
解決策と提案
日本での国産鮭の消費を増やすためには、いくつかのアプローチが考えられます。まず、国内の養殖技術のさらなる向上と、持続可能な養殖方法の開発が求められます。
また、国産鮭のブランド価値を高めるためのマーケティング戦略も必要です。これにより、消費者に国産鮭の魅力を再認識させ、需要を拡大することができます。
消費者の意識と行動
また、消費者自身の意識の変化も重要です。国産の食材を選ぶことが、地域経済の活性化や食文化の継承に寄与するという認識を持つことが大切です。
地元で取れた食材を積極的に消費することで、食の安全性を確保し、豊かな食文化を守っていくことが可能です。
終わりに
スーパーの鮮魚売り場で見られるこの現象「鰤(ぶり)が豊富でありながら国産鮭が希少な状態が続いていること」は、単に供給と需要の問題ではなく、私たち消費者の食選びにも大きく影響しています。
今後、私は国産鮭がもっと手軽に楽しめるようになることを願ってやみません。
地元の海の幸を支持することで、私たち自身が地域の漁業を支え、持続可能な食文化を育てることができるのです。
それには、消費者、業者、政府が一体となって取り組む必要があります。次回のスーパー訪問では、どの魚を選ぶか一つひとつに意識を向けてみてください。
地元産の鮭を見つけたら、その価値を見直し、新たな味わいを楽しんでみるのも良いかもしれません。
すみません。今回は鰤(ぶり)がテーマだったのに、すっかり鮭愛で熱血しすぎて、鮭の記事になってしまいました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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