今日はホームステイ先から帰国する娘を成田空港で迎える日、せっかくの休日なので少し早めに成田へ向かいました。
向かったのは成田山新勝寺。
娘が無事に帰国することを祈願しつつ、4月からの様々な変化に対して心新たに取り組むきっかけとしたかったからです。
新勝寺へのアクセス
今回、新勝寺へは都内から自動車で向かいました。カーナビの目的地を新勝寺駐車場にセットして東関東自動車道を突き進みます。
しかしここで注意が必要です。(でした)
東関東自動車道の成田ICを降りてから国道295号線を西に進むルートの場合、カーナビは新勝寺までの距離を少しでも短くするためにショートカットコースを推奨してくることがあるためです。
この場合、新勝寺裏の狭くて細い(対向車との行き違いが困難)山道をそれなりに長い時間走ることとなります。正直これは成田山詣でにおける最大のトラップな気がします。
私も含め引っ掛かってしまった車がかなり散見されましたが、カーナビよりも現地の案内看板通りに進むか、事前にルートを入念に確認されることをお勧めします。
素晴らしい建造物の数々
駐車場からは隧道を抜けて境内へ。
広い境内には見事な建造物が立ち並び、どれから見学すれば良いか悩んでしまうほどです。
それぞれの建物が持つ歴史や意味を学びながら散策するのは、時間がいくらあっても足りません。
参道見物も含め、新勝寺全てを見て回ると1日分の野菜ならぬ1日分のカロリーを全て消費できてしまうほど良い運動になります。
広々とした休憩スペースも完備されており、静かな環境での休息が可能です。
一日中動き回っても安心です。
この日は「花まつり」が開催されていたこともあり、境内は花で飾られ、春の息吹を感じさせてくれました。
ささやかながらも桜の開花を目にすることができ、季節の移ろいを肌で感じられる瞬間でした。
新勝寺ではバリアフリーへの配慮が行き届いており、車椅子でも安心して境内のすべてを巡ることができます。
歴史的な建造物でありながら、バリアフリーにも配慮されていることは本当に素晴らしいことだと感じました。
見どころと体験
成田山は新勝寺の他にも見どころがたくさんあります。
まずは出世祈願で有名な出世稲荷大明神。
出世稲荷大明神では、狐の置物と油揚げをお供えします。
稲荷前の売店で購入できます。置物と油揚げ、ろうそくのセットで700円でした。
この日は3月末だったこともあり、4月からの新たな仕事に向けて決意を新たにしようと、多くの方が参拝されていました。
次は成田山公園。ここは新勝寺の裏側に位置します。
ここの庭園は季節ごとに変わる自然の美しさに囲まれ、一歩足を踏み入れると都会の喧騒から解放される感覚に包まれます。
自然との一体感を感じながら、ほっと一息つける成田山公園は、訪れる人々にとって都市生活の中での貴重な隠れ家となります。
池の辺りの休憩所では美味しいお団子を頂きました。
すごく柔らかくて、しかも焼きたて熱々、ほうじ茶も入れて頂いて疲れた身体に染み渡りました。
参道散策と食事
正面玄関である仁王門から広がる参道は、新勝寺訪問のもう一つのハイライト。
成田山といえばこの参道をイメージされる方も多いでしょう。
とても多くの飲食店や土産物店が軒を連ね、賑わいを見せています。
関東界隈でもここまで賑わっている参道は珍しいと思います。
ただ新勝寺駐車場に車を停めた参拝者は、参道をズイズイ進んでしまうと駐車場からドンドン離れてしまうことになるため注意が必要です。
またとても多くの参拝者で賑わう参道であるため、お食事代は全体的に少しお高めです。
私たちは今回「國之家」というお店で、天ぷら定食を頂きました。
店員さんもとても丁寧でお値段もリーズナブル、こだわりのお塩3種類とレモンをかけて頂くのが特徴で、天ぷらなのにすごく爽やか。歩き疲れた身体にピッタリ、とても美味しくて大満足でした。
こちらの詳細はこちらの別記事にて掲載しています。
まとめ
この後、車で30分ほど走って時間通りに成田空港へ到着。
娘も無事に帰国し、1週間ぶりに再会することができました。この日は私たち家族にとって、忘れられない1日となりました。
成田山新勝寺は、訪れるすべての人にとって特別な場所であることを、心から感じることができます。そこは単に美しい景色を楽しむ場所以上のもの、心を洗い清め、人生の旅路において大切な何かを見つめ直す場所です。
新勝寺訪問は、ただの観光以上のものでした。自然の美しさ、文化的な体験を通じて、家族の絆を再確認する機会となりました。この体験は、私たち家族にとって忘れられない思い出です。
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