ご覧頂きありがとうございます。カニかかかえです。
今回は「あなたのペットは幸せなのか?」というテーマでお話しさせて頂きます。
ペットかーいっ!
人生論とか言っておきながら、ペットの話すんのかーい!
ワシャ人間じゃー!って声が聞こえてきそうですが。。
私たち人間にも当てはまることですし、コロナ禍でおうち時間が増えた今だからこそお伝えしておきたいことなので、あえてこのテーマとさせて頂きました。
まず結論から言ってしまいますが、あなたのペットは超幸せです、というお話です。
安心して読んで頂ければと思います。
あなたはペットを飼っていますか?
イヌでも、ネコでも、サルでもキジでも何でも結構です。あなたはペットを飼っていますか?
ちなみに我が家ではハムスターとカメを飼っています。
飼ってるよーという方は、どのような環境で飼っていらっしゃいますか?
自宅で自由にさせているか、もしくはゲージの中で飼って、定期的に散歩に連れていくとかですかね?
まさかペット君にもお小遣いを与え、ペット君は毎朝「行ってきまーす!」と一人で家を出て、夕方になると帰ってきてお風呂に入って寝る。そんな生活をさせている方はレアだと思います。
一般的に、人間に飼われているペットは生活環境が限定されているという特性があります。
こんなことを思ったことありませんか?
現代の日本人はわりと自由に暮らすことができています。日本国憲法のおかげですね。
しかしペットはどうでしょう?
自分の意思で自宅やゲージの外へ出ることはできません。
食べ物も与えられたものを食べるのみで、自分の意思で食べ物を選択することもできません。
一方で、野生動物には自由があります。
巣から出て歩きまわるのも自由。好きなエサを捕食するのも自由。異性に声を掛けるのも自由です。
そんなことを考えていると、我が家のペットたちを見ていても不憫に思えてくる時がありました。
うちのカメ君は、もうかれこれ25年も私に飼われているのです。
水の中で生活するカメ君なので、プラ舟と言われる大きなポリ容器に水を張り、その中でずっと暮らしています。カメということもあり、基本そのプラ舟の中で一日中じっとしています。
自由な世界に出してあげた方が良いのかな?と思ったことも正直ありました。
でもそれは世間一般的にアカンやつです。当然この先も責任を持って飼い続けます。
欲求の五段階
アメリカの心理学者アブラハム・マズローが提唱した、自己実現に関する考え方です。
おいおいおい!いきなり話題変えんなや!と思った方、大丈夫です。ついて来てください。
ちなみに小難しいことはGoogle先生に聞いてください。一発で出てきます。
ざっくり言うと、人間の欲求は5段階に分かれている、というものです。
私はこの考え方がペットにも適用できると思っています。
1段階目:生理的欲求
食事・睡眠・排泄などに関する欲求です。昔から「腹が減っては戦はできぬ」と言いますよね?
つまり銃弾が飛び交う戦場でも腹は減るし、眠くなるし、トイレにも行きたくなると言うことです。
あなたのペット君、ここは問題なくクリアしてますよね?
2段階目:安全の欲求
安全であり、経済的に安定しており、健康でいたいという欲求です。
自分の身に危険が及ぶような状況下では、まずは身の安全の確保と、生命が危機に晒されないことを望みます。
あなたのペット君、ここも問題なくクリアしてますよね?
でも野生動物は?というと、ここをクリアできていないのです。
1段階目の欲求(食事)を満たすためには、巣から出なければなりません。
巣の外には外敵がいますので、この2段階目をクリアすることは非常に困難なのです。
3段階目:社会的欲求と愛の承認
社会に属し、家族がいて、他者に受け入れられたいという欲求です。
家族や友達がいて、学校や部活、会社などに所属して活動している人は、この欲求が満たされています。
あなたのペット君もあなたの家族に所属し、あなたを癒すという活動をしていますので、実はこの3段回目をクリアしているんです。
4段階目:承認の欲求
自分が集団から価値のある存在として認められ、尊重されたいという欲求です。
出世がしたい!とか、SNSで「いいね」がたくさん欲しい!というアレ(承認欲求)です。
私は、、あまり集団からは認められていないので、3段階目止まりですかね。。
でもあなたのペット君は「集団=あなたの家族」と解釈している可能性があります。
動物にとって他者や大きすぎる集団は逆にストレスになる場合が多いですからね。
ということは、あなたの家族に愛されていることで、4段階目すらクリアしている可能性があります。
5段階目:自己実現の欲求
もうここは社長になりたい!とかアイドルになりたい!レベルの欲求なのでスルーします。
動物タレントの皆さんがここをクリアしているとも思えませんし。
あれ?ペットの方が幸せ?
はい。私程度の一般人であれば、4段回目に届いていない人も多いかと思います。
しかしペット君はあなたが可愛がって毎日しっかりお世話をしてあげれば4段階目クリアなので、結果はペット君の方が幸せということになります。
おいおいおい、俺は会社でも出世して部長だし、私はフォロワー数100万人いるから4段階目クリアでペット君と引き分けだよ!という方。はい、”今は”その通りかと思います。
でも部長さんも定年退職したら普通のお爺ちゃんです。退職後、長年連れ添った奥さんから嫌われていたら、4段階目から2段階目まで一気に降格します。
インフルエンサーのあなたも、くれぐれも炎上してフォロワー離れされないように気をつけて下さい。
そして、ペット君は生涯しっかりと愛情を持って育ててあげて下さいね。
コロナ禍の今だから考えるべきこと
このように、限られた空間で生活をしているペット君たちの方が、外界に出て活動してきた私たち人間よりも幸せだということがお分かり頂けたかと思います。
でも最近、私たち人間も巣ごもりしてる方が多いですよね。
友達と遊びに行きたいな。退屈だな。旅行に行きたいな。なんてモヤモヤしていていませんか?
もう呪文のように「コロナ禍が落ち着いたら」みたいに言われますけど、私は正直落ち着かないと思っています。世の中が変わって来たのだと解釈しています。
この世の中の変化に合わせて、私たちの幸せに関する価値観も変えていく必要があると思います。
今までの常識は明日の非常識です。
ペットのように生きよう!という話ではありませんが、この新しい世の中において、自分が本当に幸せと感じられる方法、生き方を模索して、実践していきましょう。
まとめ
ここまでお読み頂き本当にありがとうございました。
今回の内容を簡単に振り返ります。
- ペットは限られた空間で生活している
- ペットは自分の意思での移動や捕食、繁殖ができない
- 野生動物は常に身の安全が保障されておらず、戦場で暮らしている状態
- ペットは安全で何不自由のない生活が送れ、しかも家族から愛されている
- 一般的な人間よりも一般的なペットの方が欲求レベルは高い
- いま欲求レベルが高い人も、生涯維持できる仕組みがない場合は要注意
- 巣ごもりでも新たな幸せの形を見つけ、実践することが大事
でした。私はリモートワーク中心の生活を送っており、最近では自宅とその周辺のみで生活していますが、家族との時間も増えましたし、かつての私より幸せであると思っています。
このブログでは、人生をちょっと明るく前向きに、今より向上させていくためのヒントを継続的に発信しますので、今後もぜひお立ち寄り下さい。
ありがとうございました。
コメント