新幹線・新大阪始発の見分け方!:全列車種別対応の簡単テクニック

新幹線・新大阪始発の見分け方! 語る

新幹線の自由席を確実に確保したいと考えたことはありませんか?

混雑時、途中駅からの乗車ではすでに席が埋まっていることが多く、特にグループでの移動では席が離れてしまうこともあります。

こんな自由席ならではの問題を避けるためにも、新大阪始発の新幹線を狙いたい!と考える方は多いでしょう。

この記事では、新大阪始発の新幹線を簡単・確実に見分ける方法を3つご紹介します。

この記事を読むことで、東海道・山陽・九州新幹線の全列車種別において、新大阪始発の列車を確実に見分けられるようになります。

短時間で理解できるようにまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

 

時刻表で確認する

新大阪始発の新幹線を見分ける最も確実な方法は、時刻表を確認することです。

当記事執筆時点では、時刻表アプリ等で新大阪始発を見分ける方法は見当たりませんでした。そのため、ここではJR発行の時刻表を使った見分け方を解説します。

新大阪始発を時刻表で確認する方法

新大阪始発の新幹線を見分けるには、JRが発行している時刻表を正確に読むことが重要です。鉄道の時刻表は読み方に少しクセがありますが、ルールを覚えてしまえば簡単です。

新大阪駅の場合は着時刻と発時刻に加え到着番線が記載されていますが、重要なのは到着番線と初時刻です。サンプルの時刻表で読み方をご説明します。

新大阪始発を時刻表で確認する方法
この時刻表はサンプルです

例えば、新大阪駅から東京方面へ向かう場合、新大阪発の列車は新大阪より西側(岡山・博多など)に時刻が記載されていません。これが新大阪始発の目印です。

また新大阪駅から博多方面へ向かう列車も同様で、新大阪発より東側(名古屋・東京など)の欄に時刻が記載されていないものが始発列車です。

新大阪始発を時刻表で確認する方法
この時刻表はサンプルです

この方法を知っておけば、スマートフォンで時刻表を確認するだけで新大阪始発の新幹線を確実に見つけることができます。

最新の時刻表は公式サイトで確認しよう

新幹線のダイヤは定期的に変更され、臨時列車が運行されることもあります。そのため最新の時刻表を確認することが大切です。

最新の時刻表はJR東海の公式サイトで公開されています。PDF形式なのでスマホでは少し見づらいですが、これが最も確実な方法です。確実に新大阪始発を確認したい場合は、この方法を活用しましょう。

東海道・山陽新幹線の時刻表|JR東海
東海道・山陽新幹線の時刻表をご案内しています。

 

駅の電光掲示板で確認する

新大阪始発の新幹線を見分ける2つ目の方法は、駅の電光掲示板を確認することです。

新大阪駅に設置されている電光掲示板では、新大阪始発の列車に「当駅始発」といった表記で補足表示されるため、識別が可能です。

駅の電光掲示板で確認する
電光掲示板のイメージです

この方法も確実に新大阪駅始発の新幹線を見分けることができますが、駅に行かないと使えないため、事前に確実な情報を知りたい場合は時刻表で確認する必要があります。

 

新幹線の列車番号で確認する

新大阪始発の新幹線を見分ける3つ目の方法は、新幹線の列車番号を確認することです。

新幹線には、それぞれ特定の番号帯が新大阪始発に割り当てられています。ただしこれは今後もすべてのケースで確実とは言い切れないため、補助的な方法として活用するのがよいでしょう。

東京本面へ向かう場合

東京方面:「のぞみ」の場合

「のぞみ」の場合、200番台〜300番台は新大阪始発です。

また400番台も新大阪始発ですが、これは臨時列車に割り当てられる番号であり定期便ではありません。400番台の列車に乗る場合は、時刻表や電光掲示板で運行の有無を確認しましょう。

東京方面:「ひかり」の場合

「ひかり」の場合、600番台が新大阪始発とされています。500番台の列車は岡山発のものが多いため、確実に新大阪始発に乗りたい場合は600番台を狙うのがよいでしょう。

東京本面:「こだま」の場合

「こだま」については、新大阪発の列車はすべて始発です。そのため、「こだま」を利用する場合は特に列車番号を気にせず、新大阪始発の列車として利用できます。

 

博多・鹿児島中央方面へ向かう場合

鹿児島中央方面:「みずほ」「さくら」の場合

「みずほ」「さくら」については、新大阪発の列車はすべて始発です。そのため、「みずほ」「さくら」を利用する場合は特に列車番号を気にせず、新大阪始発の列車として利用できます。

なお、「つばめ」は本記事執筆時点で新大阪駅まで運行されていないため、対象外としています。

博多方面:「のぞみ」の場合

新大阪駅始発の「のぞみ」はありません。

博多方面:「ひかり」の場合

新大阪駅始発の「のぞみ」はありません。

博多方面:「こだま」の場合

「こだま」については、新大阪発の列車はすべて始発です。そのため、「こだま」を利用する場合は特に列車番号を気にせず、新大阪始発の列車として利用できます。

 

まとめ

新大阪始発の新幹線を見分ける方法として、「時刻表の確認」「電光掲示板のチェック」「列車番号の法則を利用する」の3つの手段を紹介しました。

最も確実なのは時刻表を確認する方法ですが、駅の電光掲示板を利用することも有効です。

また「のぞみ」「ひかり」「こだま」などの列車番号の法則を知っておくことで、ある程度の見分けが可能になります。

ただし新幹線のダイヤは定期的に変更されるため、最新の情報を確認することが重要です。特に臨時列車の運行などもあるため、最終的にはJR公式サイトの時刻表を確認することをおすすめします。

新大阪始発の新幹線をしっかり見極めて、快適な移動を実現しましょう。

 

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