つくばエクスプレスで行く「こうのとりの里」への自然散策

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こんにちは。クマった商事の広報担当、熊田久真子(クマ子)です。

本ブログの「歩く」コーナーでは、クマった生活がオススメする素敵なお出かけスポットや、私が趣味で沼周辺を散策している様子をはじめ、さまざまな屋外アクティビティの情報をお届けしています。

今回は、私のとある休日の冒険をシリーズでご紹介します。

まず最初の目的地は、千葉県野田市にある「こうのとりの里」。Googleマップで偶然見つけたこの場所で自然と触れ合いリフレッシュ。そして近隣地域でのランチや散策も楽しむ予定です。

この記事では、つくばエクスプレスの柏たなか駅から「こうのとりの里」までの冒険をご紹介します。

 

つくばエクスプレスで行く!「こうのとりの里」への自然散策

「こうのとりの里」への公共交通機関でのアクセスは、東武アーバンパークライン「梅郷駅」からバスというルートが一般的です。なお、現地には駐車場もあるので車で行くことも可能です。

しかし、せっかくの休日にお天気も良いので、私は歩いて行くことにしました。

鉄道駅から歩く場合には梅郷駅、運河駅、またはつくばエクスプレス柏たなか駅のどの駅から向かっても同じ程度の距離になります。

私は自宅からのアクセスの都合で、つくばエクスプレス柏たなか駅から歩くことにしました。柏たなか駅から「こうのとりの里」までは約5km、1時間強の道のりです。

新旧が交差する魅力的な駅

柏たなか駅に到着したのは、朝のさわやかな時間帯でした。

ここは初めて下車した駅ですが、正直つくばエクスプレスの中では各駅停車しか停まらない、周囲はまだ田園風景が広がる地味な駅という印象を持っていました。

しかし駅前は急ピッチに開発が進んでおり、大きなマンションや巨大な病院が建設されていて驚きました。駅自体も美しい高架線に沿った近代的な構造で、新幹線駅のような雰囲気があります。

とはいえ、駅周辺にはまだ店舗は少なく、人気もまばらです。しかしコンビニと大型スーパーがあるので、秘境探索に向けた調達には困りませんでした。

柏たなか駅から利根運河へ

駅からしばらくは巨大な病院と閑静な住宅街を進み、県道7号線に入ると交通量が多いものの、歩道が整備されていて歩きやすい道が続きます。

しかし常磐自動車道を跨いだ辺りから歩道が狭くなり、しばらく進むと側溝の上を歩くことになりました。この辺りは大型車の往来が多く、音と風圧に威圧感を感じながら歩く必要がありました。

水堰橋に差し掛かると、雄大な利根運河の景色を楽しむことができます。ただしこの場所も、背後には大型車が走る音と振動が常にあるため、優雅な気持ちには浸れません。

私は今回、水堰橋からの景色が見たかったのでこのルートを選びました。

少しでも静かな散策を楽しみたい方は、早めに県道7号線を左に外れて船戸山高野歩道橋で利根運河を渡るルートを検討してみてください。

柏たなか駅から「こうのとりの里」へ歩くルートは、常磐自動車道を超えた後に県道7号線を歩く距離を短くするための工夫をすれば、後に訪れるご褒美エリアでたっぷりとその苦労が報われます。

利根運河沿いの風景と散策の魅力

水堰橋を渡り、利根運河沿いを江戸川方面へ歩くと、ようやく自動車の走行音から開放されました。左手には雄大な利根運河、右手には広大な田園風景が広がり、その癒しの感覚は素晴らしいものでした。

サイクリングやジョギングを楽しむ人々、鳥の声や魚が跳ねる音、遠くからの芝刈りの音が心地よかったです。

今回は「こうのとりの里」へ向かうために利根運河沿いの道をすぐに右に外れて進みましたが、ここから先が最高のご褒美エリアでした。

ワクワクが止まらない!名もなき湿地帯の魅力

利根運河沿いの道から外れた瞬間、私は今まで感じたことのない自然とワクワク感に包まれました。

湿地帯に足を踏み入れると、まず目に飛び込んできたのは「名もなき調整池」の美しさです。池の周りには釣りを楽しむ老人たちがひっそりと座っていて、その静けさと穏やかさに心が安らぎます。

この小さな池は、今まで巡ってきた数々の有名な沼にも引けを取らない魅力を持っていました。

砂利道を進むと、左手には水路、右手には緑に覆われた湿地帯が広がっていました。ここでは魚が跳ね、鳥が鳴き、蝶やトンボが舞い飛び、自然の生き物たちが活動する音が絶えず聞こえてきます。

特に感動的だったのは、深い緑と青い空のコントラストでした。この広大な「名もなき湿地帯」の豊かな自然に包まれた瞬間、私は感動のあまり「ヤバい!」と何度も心の中で叫びました。

この湿地帯は整備された観光地とは異なり、自然のままの姿が残されており、原始的な美しさに圧倒されます。ここで見かけた野鳥や植物たちは、全てが野生の息吹を感じさせるものでした。

特に、水鳥が静かに泳ぐ姿や、草むらの中でひっそりと動く小動物たちを見ると、この場所が彼らの生きるための大切な場所であることを実感しました。

こうのとりの里に到着

やがて湿地帯の向こうに緑色の屋根の建物が見えてきて、人がいることが分かりました。スマホでGoogleマップを確認すると、そこが「こうのとりの里」のようでした。

ふと目に入った撮影に関する注意書きの看板を読んでみると、コウノトリを撮影する際の注意事項が記されていました。150m以上離れることや三脚・一脚の使用に関するルールがあるとのことです。

「こうのとりの里」でコウノトリが飼育されていることは想像していましたが、まさかこの湿地帯を自由に飛び回っているとは思いませんでした。

しかしこの広大な湿地帯で、しかも150m以上離れた場所から、鳥の知識が乏しい私がコウノトリを認識できるのでしょうか。

一応、今日は中古で購入した10年落ちのミラーレス一眼を持ってきました。

しかし湿地帯に目をやると、数羽のコウノトリが普通に羽を休めています。一時は絶滅したコウノトリが、こんなに普通に見られることに感動しました。

と思ったら、Google先生曰くこの子は「アオサギ」だそうです。
右にいる子が本物の「コウノトリ」だそうです。親子かと思ったのに。

まとめ

今回の冒険では、柏たなか駅から「こうのとりの里」までの道のりを歩きました。駅前の急速な開発と利根運河沿いの美しい景色、そして広大な湿地帯の自然の豊かさに心を打たれました。

特に、広大な湿地帯の美しさや、自然の中での鳥や魚たちの活動は、日常の喧騒から離れ、心からリフレッシュできる貴重な体験でした。

「アオサギ」ですよね、多分。

「こうのとりの里」に到着したときには、一時は絶滅したコウノトリが自由に飛び回っている姿を目の当たりにし、その復活の象徴に感動しました。

この冒険を通じて感じた自然の息吹と感動を、皆さんにもぜひ体験していただきたいと思います。次回の記事では、「こうのとりの里」での具体的な体験について詳しくご紹介します。

こうのとりの里での素晴らしい体験と観察記
こうのとりの里での観察体験や施設の魅力を詳しく紹介。コウノトリの習性や飼育について学びました。

 

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