糖質制限ダイエットの真実:健康的に痩せるための正しい糖質摂取法

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ご覧頂きありがとうございます。クマった生活のクマゴロさんです。

実は私、2年ほど前に「脱オジサン」を目指して壮絶なダイエットに挑戦し、見事10kg程の減量に成功しました。現在でもその体重をキープしています。

最近、椅子を変えたことが原因で一時的に下腹部がポッコリした時期がありましたが、今はその問題も解消し、オジサンの割には比較的シュッとした体型で活動しています。

なお、下腹部ポッコリ事件についてはこちらの記事で紹介されてしまっています。

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ダイエットの成功法則は、人間が太る原因と痩せるための方法をしっかりと理解することです。

多くの人がダイエットを考える際、まず糖質制限を思い浮かべるかもしれません。しかし、本当に糖質を制限することが健康的な痩せ方なのでしょうか?

ちなみに私が10kg痩せた方法はシンプルで、食生活の改善と歩くこと、これだけです。

この記事では、糖質の役割や過剰摂取が体に与える影響、そして健康的に痩せるための糖質の正しい摂取方法について詳しく解説します。

 

人間が太る仕組み

皆さんはそもそもなぜ人間が太るのか?ということをご存知でしょうか。

正直「太る」と言っても色々な状態があるため、その原因も一概には言えないのですが、今回は糖質がテーマですので、糖質にフォーカスしてお話します。

さて、私たちが食べ物から摂取した糖質は、私たちの身体を動かすためのエネルギーとして使われます。しかし過剰に摂取してしまった糖質は、体内で中性脂肪として蓄えられてしまいます。

また、食事で糖質を一気に摂ると血糖値が急上昇し、膵臓から血糖値を下げるためのインスリンというホルモンが分泌されます。

このインスリンというホルモンは、血糖値を下げてくれる代わりに、血中の糖質を中性脂肪に換えて体に溜め込むという厄介な性質があります。

こういった仕組みから、一般的に「甘いものは太る」「炭水化物は太る」と言われています。

糖質を制限すれば痩せられる!は安易な発想

糖質だけにフォーカスしてお話しすると、中性脂肪の原因となる糖質を摂取しなければ、そもそも中性脂肪が生成されないため、太りません。

また、身体を動かすためのエネルギーが不足した状態となり、身体に蓄えられた中性脂肪がエネルギーに変換されていくため痩せていきます。

これが糖質制限ダイエットの考え方です(今回のテーマでは脂質についてはあえて触れません)。この考え方は間違ってはいないのですが、ダイエットの手段としてはオススメできません。

なぜなら、あなたが仕事を辞めてしまえば毎月少しずつ預金が減ってゆき、銀行口座がどんどんスリムになります。というくらい後先考えないやり方であると言えるからです。

なお、1週間後に友達と海水浴に行く予定があり、その日までにとにかく痩せたい。その後はリバンドしても仕方ない!というような超短期の減量であれば、有効な手段かもしれません。(ただし自己責任でお願いします)

三大栄養素と日本人の食生活

むかし家庭科の授業で習った、三大栄養素という言葉を覚えていますでしょうか。

①タンパク質: 筋肉や皮膚、内蔵、髪の毛など、身体のあらゆる部分を作る。
②脂質: エネルギー源となったり、ビタミンの運搬、肌に潤いを与えたりする。
③炭水化物(糖質): 即効性の高いエネルギー源として使われる。脳に栄養素を届ける。

つまりです。糖質が不足すると身体を動かすエネルギーが不足し、脳に栄養素が届かなくなります。

すなわち糖質は身体にとって必要不可欠な栄養素であり、制限すれば何かしらの不具合が起きるということが分かって頂けると思います。

糖質制限ダイエットではお米などの主食(炭水化物)を制限することがありますが、そもそも日本人が弥生時代から食べ続けているお米を制限して痩せようというのは、ちょっと短絡的すぎます。

だってそうですよね?肥満は現代病です。弥生時代以降、肥満が問題になり始めた戦後の近世から現代に至るまで、日本人はずっとお米を食べてきましたが、かつては現代ほど肥満が問題にはなっていなかったはずです。

もっとも、日本人が白米を食べるようになったのは江戸時代からと言われています。それまでは玄米や雑穀を中心に食べていたようですので、ある意味日本人は現代よりもずっと食物繊維やビタミンの多い、ヘルシーな食事をしていたのだと推測します。

江戸時代に入り精米技術が向上し、日本人が白米を食べるようになると、日本ではビタミン不足から脚気という病気が大流行します。(当時の死因ランキングでは上位に入る病気です)

玄米から白米になっても、現代ほどおかずが豊かではないですからね。つまり白米を大量に食べてお腹と心は満足できても、慢性的にビタミン不足になってしまったということでしょう。

逆に言うと、それだけ白米を食べまくっても、江戸時代は肥満が問題になることはなかったようです。 つまり太る原因として「お米」が犯人であると決めつけるのは、ちょっと捜査不足感が否めません。

真犯人は誰なのか

糖質が中性脂肪になることは間違いありません。 お米は糖質を多く含んでいますので、食べ過ぎれば太るのも事実です。

また、玄米や雑穀の方が太り辛いということは歴史も証明しています。(今回はお米に絞ってお話ししましたが、パン/うどん/パスタ等の炭水化物もお米と同じ考え方です)

では主犯格は誰なんだ? 歴史を紐解く限り、肥満が現代病として問題視された頃から日本人が食べ始めたものが主犯格と思って良いでしょう。

話が長くなってきたので、前フリだけして詳細は次回以降の記事で話しますが、アリバイが無く怪しいのは以下の3名です。

①白い砂糖

江戸時代まで砂糖は貴重品なので、現代ほど使用していなかった。

②悪い油

日本人が油を使用した料理を多く食べるようになったのは、主に戦後からであると思われます。悪い油とは、サラダ油等の安価な油、及びそれが酸化した状態(揚げてから時間が経過した、または油の使い回し)を指します。

③食品添加物

言わずと知れた、加工食品やお菓子などにどっさり入っている薬品類です。 彼らについてはまた別の記事で主犯格であることの立証と、彼らから逃れる方法等についてしっかりと解説していきます。

まとめ

ここまでお読み頂き本当にありがとうございました。
今回の内容を簡単に振り返ります。

  • 過剰に摂取した糖質が体内で中性脂肪として蓄えられることによって太る。
  • 糖質を一気に摂取すると、インスリンの働きによって中性脂肪への変換が加速してまう。
  • 糖質は必要な栄養素であり、制限すると身体に不具合が生じる可能性がある。
  • 糖質を制限して痩せるという方法は短絡的すぎるのでオススメしない。
  • 日本人は弥生時代からお米を食べてきたが、肥満になったのは現代人だけ。 あなたを太らせる真犯人(主犯格)は「白い砂糖」「悪い油」「食品添加物」が怪しい。

でした。

糖質は必要な栄養素なので制限はせずに適切に摂取する必要がある。 しかし糖質にも色々と種類がありそうだ。 また糖質以外にも太る原因がありそうだ。というのが今回の結論となります。

ちなみに、私は10kgの減量を成功させるために、「白い砂糖」「悪い油」「食品添加物」は完全にシャットアウトしていました。現在は適度な関係を保ちながら生活していますが。

彼らとの上手な付き合い方については、次回以降の記事で詳しく紹介しますので、ぜひまたお立ち寄りください。

ありがとうございました。

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