見沼代親水公園をガチで一周:都会のオアシスで自然を満喫

歩く

こんにちは!クマった商事の広報担当、熊田久真子(クマ子)です。
実は私、沼の魅力に完全にハマってしまった沼ガールです。

そこで私は各地の沼を訪れ、沼を一周歩きながら自然の美しさや地元の特色を再発見するプロジェクト、「沼ガールプロジェクト(NGP)」を始めることにしました。

今回ご紹介するのは、東京都足立区にある、恐らく東京23区で最北に位置する沼。
見沼代親水公園です。

日暮里舎人ライナーの終着駅として、その名前を耳にしたことがある方も多いかもしれません。
ちなみにこちら、「にっぽり・とねりライナー」と読みます。

さて、「本当に沼なのか?」という疑問が浮かびますが、名前に「沼」とついている以上、私の定義では立派な沼です。

今回は、この見沼代親水公園を探索してきた様子をお届けします。

 

見沼代親水公園へのアクセス

見沼代親水公園へのアクセスは、日暮里舎人ライナーが便利です。この路線は日暮里から足立区西部を北上し、埼玉県川口市との都県境までを結ぶ新交通システムです。

お台場を走る「ゆりかもめ」と似ていますが、足立区のこのエリアには高い建物が少ないため、まるで空を飛んでいるような爽快感が味わえるのが特徴です。

終点の見沼代親水公園駅に到着すると、駅前には小さなロータリーがあり、すぐに見沼代親水公園に入れます。今回はここを起点に、時計回りに沼を一周する散策を始めます。

見沼代親水公園とは

見沼代親水公園は東京都足立区に位置し、広大な敷地を持つ自然豊かな公園です。

もともとは農業用水として利用されていた見沼代用水東縁の最末端部にあり、1984年に親水公園として開設されました。

全長約1.7kmの親水路が整備されており、沿道には約70本の桜が植えられています。春には美しい桜並木が見られ、多くの訪問者を魅了します。

公園内には見沼代親水緑道があり、美しいせせらぎと豊かな緑が広がっています。季節ごとに異なる風景を楽しむことができ、四季折々の自然の美しさを堪能できます。

駅西側の庭園を散策

まずは駅前からスタートし、時計回りに沼を一周します。公園内はきれいに整備されており、穏やかなせせらぎと豊かな緑が広がる庭園風の散策路が続きます。

行政によってしっかり整備・管理されたせせらぎ緑道のような雰囲気です。静かな住宅街の中を穏やかなせせらぎが流れ、周囲はのどかなお散歩コースとなっています。

ベンチや東屋など、休憩をとる場所も豊富にあり、安心して歩くことができます。しばらく進むと沼は地中に隠れてしまいますが、緑豊かな庭園が続き、その美しい景観を楽しむことができます。

庭園風の緑道と毛長川の絶景

庭園風の緑道を進むと、毛長川と交差する地点が現れます。ここが公園の終点であり、沼の最西端となります。この地点からは、神領堀親水緑道にアクセスすることも可能です。

砂小橋から眺める毛長川の景色は絶景です。大きな鳥が小魚をハントする姿や、鯉が優雅に泳ぐ姿を楽しむことができました。

ここには公園の水処理管理施設があり、毛長川から取水した水を庭園の下で浄化してから公園へ流しているというのだから驚きです。

北岸を東へ:温かい街並みとせせらぎ

次に沼の北岸を東へ進みます。このエリアは静かな住宅街の中に位置し、せせらぎと共に動物たちが暮らす温かい街並みが広がっています。

動物たちも街の人たちも、とてもリラックスした雰囲気です。人間と動物たちが共に暮らすこの街は、穏やかで心地よい雰囲気に包まれています。

東エリアのせせらぎとパワースポット

駅から東へ進むと、せせらぎのすぐそばを散策できるように整備されたエリアに出ます。ここは水の流れが美しく、緑が濃くて新緑の匂いが心地よいです。

静かな空間を自然の音に包まれながら進むと、ふと鳥居が現れます。ここは諏訪神社で、公園内にあるパワースポットです。私は探索の安全を祈願しました。

境内は足立区によって管理・整備されているようです。遊具も設置されていて、この公園では数少ない子供が普通に遊べるスポットになっています。

緑と社殿のコントラストが美しく、ここの神様は子供が走り回って遊ぶ姿を見ているのが大好きな、心優しい神様なのだろうと感じました。

子育て中の鴨ファミリー

見沼代親水公園には、季節限定で利用できるじゃぶじゃぶ池も設置されており、安心して水遊びを楽しむことができます。

また、この日は子育て中の母鴨とその子供たちに出会うことができました。可愛らしいピヨコたちが母鴨の周りを元気に泳いでいる姿は、とても微笑ましかったです。

新婚さんの鴨ファミリーも見かけたので、ここで生まれて大人になった母鴨が、またピヨコを産んで育ててというストーリーが続いているんでしょうね。

さらに東へ進むと、また別の母鴨ファミリーにも出会いました。鯉が泳ぎ、カメが日向ぼっこをするこの公園は、地域の方々の憩いの場となっています。

緑豊かな終点へ

途中で出会った鴨ファミリーと別れた後、程なくして沼の最東端に到達しました。ここは交通量の多い普通の交差点といった感じです。

そこから再び沼の南岸を西へ進み、駅までの1,320mを一気に歩きました。プロアルキニストの私にとって、この距離ならあっという間です。

この公園は沼というよりも緑豊かな小川のようで、一周するというよりは行って戻って来る感じになります。しかし前回の西印旛沼探索で足を痛めていた私には、ちょうど良い距離でした。

前回の西印旛沼探索の様子はこちらの記事で紹介しています。

西印旛沼をガチで一周:試練と癒やしの風景を巡る冒険
《沼ガールプロジェクト》クマ子がピンチに!?試練と美しい自然の癒やしが共存する探索の様子。

普段は秘境ばかり訪れて休憩場所や飲料水を調達できる店舗が少ないことが多いのですが、ここは区が管理する公園なので、休憩場所が整備されていて安心して散策できました。

そして、先ほど通ったせせらぎの道を駅の方向へ進み、出発点へ戻りました。
今回の探索で歩いた距離は3.9km、所要時間は1時間半でした。

まとめ

見沼代親水公園は、自然と触れ合いながらリフレッシュできる場所です。四季折々の風景や豊かな緑、穏やかなせせらぎが魅力的で、静かに散策を楽しみたい方におすすめです。

また、住宅街の中に位置しているため、休憩場所や飲料水を調達できる店舗も多く、安心して散策を楽しむことができます。今回の訪問を通じて、見沼代親水公園の魅力を再発見することができました。

家族連れでのんびりと過ごしたり、一人で静かな時間を楽しんだりするのにぴったりの場所です。ぜひ、一度見沼代親水公園を訪れて、自然の美しさと穏やかな時間を満喫してみてください。

 

歩く
スポンサーリンク
クマゴロさんのクマった生活

コメント

タイトルとURLをコピーしました