東武博物館:意外な魅力に心を奪われた日

歩く

皆さんこんにちは。クマった商事の広報担当、熊田久真子(クマ子)です。
普段は本ブログの中で「語る」「食べる」「歩く」と言うジャンルでさまざまな情報を発信しています。

しかし今回はちょっと変わった任務が与えられました。なんと、私、鉄道には全く興味がなかったのに、社長(クマゴロさん)から鉄道をテーマに記事を書くよう指示を受けたのです。

正直、何のアイデアもありませんでしたが、以前向島周辺を散策した際に東武鉄道の博物館を見つけたことを思い出したので、今回はまずそちらへお邪魔することにしました。

あのクマ、マジでそのうちクマ鍋にしてやる。

 

はじめに:予期せぬ取材の始まり

この仕事の指示を受けた当初は、正直全くやる気が出ませんでした。
鉄道に対する知識も興味もほとんどなく、どのように記事を書けば良いのか途方に暮れていました。

しかし前回の浅草散策の際、東武鉄道が多くの観光客で賑わっていたことを思い出しました。
この時です。↓

浅草散策記 - 隠れた名所から伝統の味まで
浅草散策の隠れた魅力を紹介。仲見世通り、電気ブラン、レトロ地下街、スカイツリー、かっぱ橋探訪を綴る。

確か東武浅草駅では日光へ向かうための新しい特急が登場したというポスターも見た気がします。

もしかしたら何とかなるかもしれない。私は気持ちを奮い立たせて東武博物館へと向かいました。

今回は北千住駅から東武スカイツリーラインの各駅停車に乗り、東向島駅を目指します。

東武博物館へのアクセス

東武博物館は東武スカイツリーラインの東向島駅構内にあります。

専用駐車場もありますが、東向島駅周辺は商店街となっていて人通りも多いので、東武線でのアクセスがオススメです。

この近辺は浅草、スカイツリー、隅田公園、向島百花園など、見どころが満載のエリアですので、東京観光の際には目的地の一つとして検討する価値があるかと思います。

博物館の前にはすでにレトロな車両が展示されています。こちらの車両、博物館に入館すると館内から車両内に入ることができます。

驚きの第一印象:価格の安さと展示の豊富さ

東武博物館に到着すると、まず驚かされたのはその入館料の安さでした。

大人210円、子供100円(4歳〜中学生)で、大人の場合は交通系ICカードで支払う場合は200円になります。便利な上に割引までしてくれるなんて感激です。

逆に言うと、駅の構内にあってこの金額だから「東武鉄道の展示しかしていない小規模な博物館なのでは?」と思ってしまうかもしれません。

しかし館内に一歩足を踏み入れると、その感覚は完全に吹き飛びました。

展示の魅力:時代を超える旅

館内は想像以上に魅力的で、特に印象深かったのは、入り口すぐのSL(蒸気機関車)です。このSLは1日に数回、汽笛を鳴らしながら巨大な車輪を回転させる特別なイベントを行います。

これはまさに圧巻でした。
SLの大きな車輪が音を立てて回転しつつ、複雑なギミックを間近で見られるとは思いませんでした。

SL横に展示されているのはレトロな車両。昔、浅草-西新井間を走っていたのでしょうか?
車内に入ると映画のワンシーンに飛び込んでしまったかのような錯覚に陥ります。

この他にも館内にはレトロな鉄道車両から現代の先進的な鉄道技術、またバスに関する展示もあり、幅広いラインナップに飽きることがありません。

体験コーナー:思いがけず楽しい発見

館内には多数の体験コーナーが設けられており、電車やバスの運転を模擬体験することができます。

体験コーナーの数が多い割に、全国的に有名な博物館ほどには入館者がいないこともあって、子供から大人まで好きなだけ体験できるといった感じでした。まさに穴場です。

私が特に面白いなと思ったのはウォッチングプロムナードです。

ここは東向島駅ホーム下がガラス窓越しに見えるようになっていて、電車の迫力ある足回りやお腹を見ることができます。

時刻表も掲示されているので、お気に入りの車両を狙ってカメラを構えてみてはいかがでしょうか。

感動の瞬間:堀切駅での発見

東武博物館の見学を終え、私は東武線沿線を散策してみることにしました。

東向島駅から北千住方面へ、このルートは東武線の線路を追いながら、下町の風情ある街並みを楽しむことができます。

特に堀切駅では線路沿いに立ち、電車が走る姿を眺めたとき、不意に心が動かされました。

普段見慣れた風景が、まるで新しい顔を見せるかのように美しく感じられ、すっかり魅了されてしまったのです。この瞬間、私は少しだけ鉄道が好きになってしまったようです。

散策と発見:東向島から北千住まで

東向島駅からの散策はただ歩くだけでなく、その過程で多くの新しい発見がありました。
疲れたらすぐに電車に乗ることができるので、無理なく楽しむことができます。

この道すがら、東武線の列車を眺めながら下町の風情を感じ取ることができ、これもまた新たな魅力の一つとなりました。

まとめ

この取材を通じて、鉄道に対する私の見方が変わりました。東武博物館の豊富な展示と体験は、私にとってただの仕事以上のものとなり、新しい興味と知識を提供してくれました。

もし、あなたも日常から少し離れた冒険を求めているなら、東武博物館はおすすめのスポットです。
意外な発見と感動が、そこには待っています。

ぜひ一度足を運んで、東武博物館での一日を自分の目で確かめてみてください。
きっと新しい発見があなたを魅了するはずです。

 

歩く
スポンサーリンク
クマゴロさんのクマった生活

コメント

タイトルとURLをコピーしました