鎌倉は東京からわずか一時間で古都の風情を味わえる、訪れる価値のあるスポットです。
今回はその鎌倉にある銭洗弁財天宇賀福神社(以降は「銭洗弁天」と記載します)を参拝し、鎌倉の穴場スポット巡りと段葛の見事な桜を見物して来ました。
銭洗弁天へは鎌倉駅西口から徒歩で20分程度ですので、ちょうど良い散策コースとなっています。鎌倉の静かな街並みやオシャレなショップを眺めならがら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
散策コースの魅力
こちらは鎌倉駅の顔として有名な東口ですが、今回は反対側の西口がスタートラインになります。
間違って東口に出てしまったら、改札を出て左側に進めば線路下を潜って西口に出ることができます。
こちらが鎌倉駅の西口です。
江ノ電側として記憶されている方も多いでしょう。今回はここから散策をスタートします。
鎌倉駅西口から市役所通りを進みます。
鎌倉市役所前を抜け、トンネルを抜けると「佐助」というエリアに入ります。
佐助一丁目交差点を右折し、山に向かって進みます。
(一方通行路なので徒歩の場合を想定しています)
細い道と静かな住宅街を抜けると、ほどなくして銭洗弁天に到着します。
無料で利用できる専用駐車場は10台程度停められます。この日は日曜日の12時過ぎでしたが空きは十分にあったので自動車でお越しの際にも便利です。
ただし周辺は道幅も狭く人通りも多い、かつ閑静な住宅街ですので、公共交通機関を利用して来て頂くのがおすすめです。
銭洗弁天と参拝方法
銭洗弁天には、今まで歩いてきた道から洞窟を抜けることでやっと到達します。
この時点で、この銭洗弁天が特別な場所であることを実感します。
洞窟を抜けるとたくさんの鳥居があり、境内が広がっています。
山の中の洞窟を抜けた先に泉の湧く神社があって、多くの参拝者で賑わっている。
この不思議な感覚こそが、銭洗弁天の素晴らしさな気がします。
銭洗弁天では、まず社務所で線香・ローソク・ザルのセットを購入します。
次にローソクに火をつけ、ローソク台に設置した後、線香に火をつけます。
(線香はなかなか火が付きませんが、周囲が白くなる程度で十分です)
線香を刺して賢くなりたい部分に煙を浴びたら、次はお参りをしましょう。
ちなみのこれは完全に私見ですが、お賽銭の額とこれから洗う銭の額が乖離しすぎている場合、私が神様だったらご利益薄くしてしまうかもしれません。(気持ちの問題ですので、ご自身で判断を)
銭を洗う場所も、また洞窟の中にあります。
洗い方は、洞窟内の泉でザルに入れたお金に水をかけ、その後ハンカチなどでしっかり拭き取ります。
洗ったお金は使い切ることがポイントです。
外国人観光客が自国の通貨をジャブジャブ洗っていたのが印象的でした。
佐助稲荷の静寂
皆さんお金が大好き(私もね)なので、銭洗弁天は有名で常に参拝客で賑わっていますが、銭洗弁天に来た際にはもう一箇所、オススメの穴場があります。
銭洗弁天からだと徒歩10分程度、鎌倉駅に戻る道すがらを右にちょっと曲がったあたりにあります。佐助稲荷神社です。
こちらは銭洗弁天の賑わいとは対照的に、静かな雰囲気が魅力です。
途中の街並みも本当に静かで、鳥の鳴き声と水のせせらぎしか聞こえません。
佐助稲荷神社は、鳥居のトンネルが見事です。この朱色の神秘的な美しさに心奪われながら、静かな境内を本堂に向かって進む感じが心洗われます。
お参りを済ませたあと、可愛い白狐のお守りをお土産に選びました。
鎌倉の春とグルメの選択
この日の鎌倉は、春の訪れを感じさせる暖かさでした。
特に鶴岡八幡宮の段葛では桜が満開になり、訪れる人々を魅了していました。
源頼朝も愛したであろうこの桜の風景に感慨深くなります。
そろそろ喉も乾いたし、お腹も減ったので小町通りに向かいましたが、どこもかしこも価格設定が強気です。これでは銭洗弁天のご利益が得られる前にお財布が空っぽになってしまいます。
鎌倉のグルメ、名店を紹介し始めたら正直キリがありません。
なので私だからこそ、このサイトだからこそ、地に足をつけた紹介をします。
物価がバグってるここ鎌倉でも超リーズナブルに、湘南鎌倉っぽい高品質なグルメを食べる方法があります。絶品の「海の幸」「山の幸」をお手軽に楽しむ方法、実際に頂いたメニューがこちら。
ここ写真を見たら、ちょっとオシャレなレストランで鎌倉グルメを楽しんだように見えるかも?しれません。が、お気付きの方もいるでしょう。サイゼリヤです。
このお料理に中ジョッキを少々頂いて豪遊しても税込2,770円でしたので、サイゼリヤが主食の方は鎌倉ランチでもサイゼリヤは無敵だよというご紹介でした。
- サイゼリヤ 鎌倉駅前店(公式HP)
- 住所:鎌倉市小町1丁目2-12 B1F
電話:0467-24-3869
種類:ファミリーレストラン
予算:1〜1,000円/1人あたり
まとめ
鎌倉での一日は歴史を感じる散策、神秘的な参拝、そして美味しい食事を通じて、心豊かな時間を過ごすことができます。
特に銭洗弁天や佐助稲荷神社のような静かで神秘的な場所は、日常から離れて心を落ち着けるのに最適です。
また桜の美しさは鎌倉の春を象徴するものであり、その瞬間瞬間が訪れる人々の記憶に新たな色を加えます。鎌倉の静けさ、その文化的背景は、忙しい日常を忘れさせ心に平穏をもたらしてくれる貴重な体験です。
鎌倉はどの季節に訪れても、その時々の美しさを提供してくれます。春の桜だけでなく、夏の緑、秋の紅葉、冬の寂静といった季節の変化を楽しむことができます。
この記事が、鎌倉を訪れる際の参考になれば幸いです。鎌倉は、歴史と自然、文化が織りなす美しい街です。その魅力をぜひ体験しに、鎌倉へ足を運んでみてください。
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