浅草散策記 – 隠れた名所から伝統の味まで

歩く

浅草、東京の下町情緒あふれるこの地を歩けば、日本の伝統と現代が織り成す独特の魅力に出会えます。今回はその隠れた名所の探索から伝統の味、キッチンタウンの探索まで私が体験した浅草散策の一部始終をお伝えします。

 

昼から始まる浅草の魅力

浅草の魅力は、昼間から楽しめる街飲みから始まります。
古き良き時代の雰囲気を残す居酒屋やカフェが訪れる人々を温かく迎え入れてくれます。

浅草寺はいつ来ても壮大で、多くの参拝者で賑わっています。

浅草寺といえば雷門の大提灯がお馴染みですが、大提灯は全部で3箇所、宝蔵門と本堂にもあります。
しかも本堂の大提灯には「志ん橋(新橋)」、宝蔵門の大提灯には「小舟町」と書かれており、浅草の歴史の深さを感じさせてくれました。

また、春の訪れを告げるように咲き誇る桜も、この地の風情をより一層引き立てていました。

神谷バーで味わう、伝統とノスタルジー

浅草散策の際には、日本最古のバー「神谷バー」を訪れることをお勧めします。

ここでは懐かしい洋食とともに、名物である「電気ブラン」を堪能することができます。電気ブランとは1880年代に神谷バーで考案されたブランデーをベースとしたカクテルの一種です。

当時はハイカラなものを「電気」と冠したらしく、「ハイカラなブランデー」ということから「電気ブラン」という商品名になったそうです。

店先でも販売されているので、お土産にすることも可能です。
私も1本買って帰ることにしました。帰宅後じっくり愉しもうと思います。

レトロ地下街探索

東武浅草駅の手前には謎の入り口があります。
この入り口は浅草地下商店街というレトロ商店街につながっています。

レトロ地下街探索は時間が止まったかのような昭和の雰囲気を味わえる貴重な体験です。独特の空間には、昔ながらの店舗が現役で営業を続けています。

時間はちょうどお昼時。
この日はレトロ商店街にある「そばうどん 文殊」でかき揚げそば(470円)を頂きました。

この雰囲気なので、正直昔ながらの駅そば的な味を想定していましたが、良い意味で期待を裏切られます。ここのそばは自家製で無添加。立ち食い店舗とは思えないほど本格的です。

かき揚げも具材がたっぷりで優しい味。美味しい!
昭和の雰囲気に包まれながらも、本格的な味わいに大満足の体験でした。

Screenshot

こちらの様子はこの記事に記載しています。

【浅草】隠れた名店「そばうどん 文殊」での意外な美食体験
浅草の隠れた名店「そばうどん 文殊」で、本格的なかき揚げそばの驚きを体験。

またはYouTubeで公開しています。

スカイツリーへの散歩道

食後は、東京スカイツリーへと向かいました。浅草からだと徒歩30分程度なので、昼食後の運動にはピッタリな距離です。

途中、源森橋では東武線との絶妙なコンビネーションが楽しめます。さらにここからは川沿いにおしゃれなカフェやショップが並び、散策そのものが楽しい体験となるはずです。

私はスカイツリーの展望台はパスしましたが、その圧倒的な存在感だけでも十分に楽しめました。

東武鉄道で再び浅草へ

東京スカイツリーから浅草へ電車で戻る際は「とうきょうスカイツリー駅」から乗車すべきです。
似たような名前の駅が敷地内にもう一つあるため、この日は私も間違えました。

同じ東武鉄道の駅である「押上(スカイツリー前)駅」です。
この駅からだと浅草駅へ直行ができず、曳舟駅を経由することになってしまいます。

なお、東武浅草駅では後方2両のドアカットが実施されています。
都心の駅では珍しいので、鉄分多めな方には素敵な体験となるでしょう。

最後の目的地、かっぱ橋商店街

浅草散策の最後は、道具街として知られるかっぱ橋商店街へ。

調理器具から食品サンプルに至るまで、様々な商品が揃っているこの場所は、見ているだけでもワクワクする空間でした。特に外国人観光客に人気の食品サンプルは、その精巧さで多くの人を魅了しています。

まとめ

浅草散策は、ただの観光では終わらない、深い文化的体験を提供してくれます。

隠れた名所から始まり、伝統の味、そして日本の職人技を感じることができるかっぱ橋商店街まで、浅草は多彩な魅力に溢れています。

散策を通じて、日本の伝統と現代が見事に融合した独特の雰囲気を感じ取ることができました。

昼間から開いている飲み屋でのひととき、レトロ地下街の探索、スカイツリーへの散歩道、そして道具街での発見。これら全てが、浅草という街の豊かな歴史と文化を物語っています。

特に、食文化に関する深い理解を得られるかっぱ橋商店街の訪問は、食べることだけが旅の楽しみではないことを教えてくれました。

さて、それでは持ち帰った電気ブランを頂こと思います。

電気ブランは専用のグラスで頂きます。私はすでに持っていたので今回は購入しませんでしたが、神谷バーで購入することができます。

お味ですが、甘くてフルーティー、独特なフレーバーはなかなか表現が難しいのですが、一度飲むと病みつきになってしまいます。

ハイボールで提供されているお店も見たこことがありますが、甘めで香り高いお酒なので、私は冷やした専用グラスでキュッと、ストレートで頂くのが大好きです。

気になる方はぜひチャレンジしてみてください。

 

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