今日は東京都足立区に来ています。
ここは東京メトロ北綾瀬駅から北に1.6kmほどの場所、埼玉県との都県境に近いエリアで、北は垳川、東は中川、西は綾瀬川、そして南は環状7号線に囲まれた足立区の秘境地帯です。
こんな場所は独自の食文化や美味しいローカル食堂が残っているもの。今回はそんな足立区の秘境エリアで愛され続ける中華料理店「辰善」をご紹介します。
辰善(足立区北綾瀬):お店の雰囲気
東京都足立区神明南2丁目にひっそりとたたずむ辰善(たつぜん)。
お店の外観は地味ながらも、一歩足を踏み入れると地元の常連客で賑わう温かな空間が広がっています。
店内は4人がけテーブル4卓と小上がりのテーブル2卓を備え、カウンターはありません。
そのため、家族連れや友人同士での来店が多く見られます。
なお、このお店はあの有名番組「街中華で飲ろうぜ」でも紹介された名店です。
辰善は大盛りで有名で、他のお客さんも大柄な人が多かったですが、普通盛りでもその量の多さには驚かされます。特にチャーハンは普通盛りで1kgあるとか。
店主との楽しい会話が飛び交う中、美味しいけれど食べきれないという声も。
しかし、そのすべてがこの店の魅力を形成しています。
今日のお目当てはなんといってもカタヤキ(カタ焼きそば)。
価格は800円とお手頃。しかし、その味わいは格別です。
熱々のカタ焼きそばは、湯気をかき分けながら食べる、一種の冒険とも言える料理。
麺は外はカリッと、あんかけはトロッと、その食感のギャップがたまりません。
辰善(足立区北綾瀬):実食!カタヤキ(カタ焼きそば)
そう、私はカタ焼きそばが大好物なのです。
そんなわけで、今回辰善さんではカタヤキ(カタ焼きそば)を頂くことにしました。
こちらが辰善さんではカタヤキです。
具材が輝き、そしてプリプリトロトロであることが食べる前から伝わってきます。
デカい!盛りがすごい!
そして湯気もすごい!
それでは頂きます!
iphoneのカメラが曇るほどの熱さ、尋常ではありません。
カタヤキの最初の一口は、まさに感動的。
熱々の麺はしっかり揚げられていてパリッパリ。
旨みたっぷりのあんに絡んで、口の中でゴリトロした最高の食感を楽しませてくれます。
この二重の食感が絶妙にマッチしており、まるで食感のアンサンブルを楽しんでいるかのよう。
熱々の麺を口に運ぶたびに湯気が顔を包み込み、その熱さに一瞬たじろぎながらも、その旨みに引き込まれます。
あんかけは、まろやかで深い味わい。白菜とネギはシャキシャキとした食感が残り、豚肉、いか、ハム、エビからはそれぞれの旨みが溶け出しています。
特にエビといかのプリプリとした食感が、あんかけとよく合っており、一口ごとに海の恵みを感じることができます。
このカタヤキを食べる際には、熱さとの闘いが必須。
しかしその熱さがまた、料理の美味しさを引き立てているように感じます。
熱々の中にも、しっかりと揚げられた麺のカリッとした食感と、具材の旨みが口の中で広がり、これぞカタヤキの醍醐味といったところ。
支払いにはPayPayが使用できるため、現金を持っていなくても安心して食事を楽しめます。
東京都足立区にある辰善は、地元民に愛される隠れた名店。
その激熱なカタヤキは一度食べたら忘れられない味わいです。
足立区に訪れた際は、ぜひこのカタヤキを体験してみてください。
辰善(足立区北綾瀬):お店の情報
- 辰善
- 住所:足立区神明南2丁目7-18
電話:03-3605-6094
種類:中華料理店
予算:1〜1,000円/1人あたり
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