東京の下町エリアには魅惑的な街中華の名店が多くあります。
今日向かっているのはそんな下町の代表格である葛飾区。ここ葛飾区は「こち亀」や「寅さん」で有名な下町オブ下町です。
そんな葛飾区水元3丁目、水元公園のほど近くに位置する「千成亭」は、まるで時代を超えて昭和の息吹を今に伝えるかのような趣のある町中華です。
この記事では、まるで「こち亀」や「寅さん」の世界から飛び出してきてしまったかのような、素敵な街中華のお店をご紹介したいと思います。
千成亭(葛飾区水元):お店の雰囲気
店の外観はレトロな雰囲気が漂い、その佇まいだけで既に旨みを予感させてくれます。
この辺りは水元いう地域で、大きな公園と静かな住宅街が広がるエリアです。
休日の昼過ぎ、この素敵な店を訪れたとき、店内は既に満席。カウンター席4席、テーブル席4席が、地元の人たちやたまたまこの場所を見つけた旅人で埋まっていました。
なお、このお店はあの有名番組「街中華で飲ろうぜ」でも紹介された名店です。
千成亭(葛飾区水元):実食!ラーメン定食
私が注文したのは、800円という手頃な価格で提供されるラーメン定食。この定食にはラーメン、半チャーハン、そしてギョウザ2個が含まれています。
待つこと数分。
完璧なビジュアルで登場してくれました!
ラーメンを一口すすれば、その昔ながらの懐かしい味わいが口いっぱいに広がります。ほのかに感じる生姜の香りが、深い旨みを引き立ててくれるのです。
そして、ラーメンに添えられたチャーシューは、その肉の甘みと旨みがぎゅっと詰まっており、これがまた絶品。
半チャーハンは、シンプルながらも王道の味わいを楽しめます。チャーシュー、ネギ、たまごのシンプルな組み合わせが、なんとも言えない満足感を与えてくれるのです。
そして、ギョウザ。大きい!
このギョウザは、何もつけずともその旨みで十分、食べ手を満足させることができます。
店は水元公園に近いため、散歩の途中で立ち寄るには絶好のロケーション。
また、店の裏手に2台分の駐車場があるため、車での訪問も便利です。
常連客が多いことも納得できる、居心地の良さと美味しさが同居する空間。
千成亭は、昭和の時代から色褪せることなく、今もなお地元の人々に愛され続ける町中華の宝石のような存在です。
このラーメン定食を食べた日、私は新しいお気に入りの場所を見つけた喜びと、昔懐かしい味の懐かしさの両方を味わうことができました。
葛飾区にお越しの際は、ぜひ千成亭で、この体験を自らのものにしてみてください。
レトロな外観と、時代を超えて愛される味わいに、きっと心奪われるはずです。
千成亭(葛飾区水元):お店の情報
- 千成亭
- 住所:葛飾区水元3丁目18-5
電話:03-3609-3586
種類:中華料理店
予算:1〜1,000円/1人あたり
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